2009年7月 3日 (金)

星通』vol.126/7月に入って

 7月最初の『星空通信』です。
 もう3週間足らずで子供たちは夏休みですね。今年の夏はすっきり晴れて、星空に恵まれますように。短冊に願掛けしましょう。  (Ar!)

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 こんばんは、星空通信です。

 すっかり梅雨らしい季節になってしまっていますが、今夜も夜中過ぎにちょっとした梅雨の晴れ間が見えてきたところです。

 なかなか星の見れない季節ですのでこうした梅雨の晴れ間は貴重ですね。

 まだ7月始めですが夜中過ぎになると今の時期でも天頂近くには夏の大三角が見えていました。

 そして南東の空にはマイナス2.7等で明るく輝く木星がとても目立っています。

 木星が見えている星座は現在はやぎ座とみずがめ座の間くらいですが、付近には明るい星が少ないのでよけいに目立っているようです。

 木星のすぐ右下に見える星はやぎ座の尻尾にあたる星で、デネブ アルゲティという名前がついているようです。
 
 まだしばらくは梅雨も続くようですが、梅雨の晴れ間は夜中に急に出ることもありますので、お天気予報などを参考にしながらなかなか見れない星空を楽しんで下さいね。


 そういえば、世間的にはもうすぐ七夕ということらしいのですが・・・今年の7月7日は満月のようですね。

 満月では一晩中明るい月が出ているのでもし晴れても天の川なんて見れないでしょうからやはり旧暦の伝統的な七夕で行いたいものです。
 現在の暦は旧暦の頃と違って、月齢などには全く無関係なので七夕なのに満月なんて事になってしまうわけです。

 旧暦の7月7日であれば、空が暗くなった頃に7日月(月齢5~6くらい)が南西の低い空に見えているはずです。

 七夕のお話しにも色々ありますが、その中にはこの月を天の川の渡し船として見立てたというお話しもあったそうです。

 そして月が沈めば、たくさんの星空と天の川、そして天頂付近にはその天の川を挟んで織姫星と彦星が輝いて見えるはずです。

 今年の伝統的七夕は8月26日になるようです。

 七夕が近くなるとあちこちの科学館や天文台などでも七夕飾りの竹にお願い事を書いた短冊を吊してあるのを見かけます。

 もう既に飾ってあるところもあるようですがぜひとも伝統的七夕の日まで飾って置いて欲しいものですね。


 ところで今月7日の満月ですが、これは今年1年間ではもっとも小さな満月になるそうです。

 地球の周りを回っている月の軌道は少し楕円になっているので、月までの距離も遠い時で約40万6千km程度~近くなった時には約35万7千km程とだいぶ変化するようです。

 そして、その半月後の22日には地球と月との距離が今年1年間ではもっとも接近になるそうです。(このおかげで今世紀では最長の皆既日食になるんですね)

 この半月だけで、地球から見た月の見かけの大きさの差は13%程にもなるそうです。

 梅雨の時期ですのでうまく見れるかどうかわかりませんが7日の満月と22日の日食の時の新月のシルエットを写真等で比較できたら面白そうです。

 
 距離が変化するということでもうひとつあるのが地球と太陽までの距離ですね。

 7月4日に地球は今年一年間で太陽から最も離れた遠日点を通過するそうです。

 最接近は1月4日でしたが、その差は意外と大きくて約500万kmにもなるそうです。(地球の直径の390個分くらい)

 これから北半球では暑い夏を迎えるわけですが、太陽までの距離は冬場よりも少しだけ遠くなっているおかげで多少は夏の暑さも抑えられているのかもしれません。

 
 日食まであと20日を切ったところですので時々テレビなどでも話題となっているようです。

 国立天文台のホームページにも日食を安全に観察するための方法などが記載されていますのでぜひこちらもご覧になって頂ければと思います。

 http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html

 部分日食の時に見える太陽の形の変化がどんな風になっていくのかというのは、身近なところにある丸いものを2個重ね合わせることで試してみることができます。

 手軽なところではCD等でも代用できますし、色違いの色画用紙などをちょっと大きめに2枚丸く切って位置をずらしながらどんな風に形が変わっていくのかを親子で一緒に確かめてみるというのも面白そうです。

 ぜひ日食の前に1度お試し下さい!!

                      Si☆/紫光星(^-^)/~☆


 


Photo
やぎ座の尻尾で輝く木星

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2009年6月26日 (金)

『星通』vol.125/梅雨の晴れ間

 25日配信の『星空通信』です。

 今日も晴れてますね。昨日・一昨日と、細い月を見つけましたので、今日も夕方、橙(「オレンジ」じゃない!)色の夕日が沈む頃、三日月をさがしました。今日は四日月かな?まあ、いいや。
 3日続けて夕月を見られたのは、随分久しぶりのような気がしています。

 今回、素知らぬ顔で太陽のそばを素通りしたお月様。これがあと3週間ちょっとでスタックするんですね。
 普段何気ない中の男女が、ふとしたことで親密になるような、そんな情景にも似ているよーな、似てないよーな・・・いや、ホントの男女の縁はお天道様でも知らないか。(何のこっちゃ ・・・Ar!)

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 こんばんは、星空通信です。

 昨夜は梅雨の晴れ間ということで少し薄雲がかかっていたものの、雲の切れ間からは久しぶりに美しい星の姿を見ることができました。

 皆さんのお住いのところではいかがだったでしょうか??

 梅雨に入ってからは日中に青空が少し見えても夕方から曇ってしまったり雨になってしまったりということが多かったので昨夜のように星空が見えてくれると嬉しくなってしまいます。

 しばらく見ないでいた間に星空の方もだいぶ動いたようで、雲間から南東の低い空になんか明るい星があるなと思ったらさそり座の1等星アンタレスでした。

 もうさそり座もだいぶ見やすい位置に来ていたんですね。


 ですので春から夏の星座等々、肉眼や双眼鏡、望遠鏡などで眺めていたらいつのまにかすっかり遅い時間になってしまいました・・・。

 土星の環も先月の頃に比べるとずいぶんと細くなって白い線状になって見えているのがまた印象的でした。

 環が見えなくなるのは8月になりますが夕方の空でも次第に西に低くなってしまいますのでできれば今のうちに見ておきたいものです。

 梅雨の晴れ間の星空・・・もしありましたらぜひお見逃しなく!!


 今月は23日が新月でしたのでそろそろ夕方の空に三日月も見えてくる頃です。

 29日には上弦の月となります。

 この月が次の新月となる7月22日に全国で見られる日食が起こります。

 まだまだ先のように思っていたのですが、既に残り1ヶ月を切っていたのですね。
 
 世界天文年2009ホームページには今回の日食観察ガイドも詳しく載っていますのでこの珍しい天文現象の日食を安全に、そして楽しく観察するための情報もたくさん載っていますのでぜひ参考にしてみて下さい!!
 http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/soecl/index.html

 あとはそれまでにぜひとも梅雨明けになって欲しいものですね。

 それでは、また!


                     Si☆/紫光星(^-^)/~☆

ps.昨夜、自宅から少し撮影してみました。
 写真だと雲が流れているので眼で見ていたときよりも雲が多いような感じに写ってしまっていますが・・・。
 北斗七星も今の時期、縦になって見えているようです。


Photo
梅雨の晴れ間の北斗七星


Photo_2
梅雨の晴れ間の夏の大三角


Photo_3
梅雨の晴れ間のさそり座

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2009年6月25日 (木)

また流れた!

 昨日の夕方は、雲の切れ間から眉月が顔を覗かせていました。

 明るいうちは雲が覆っていて流観は難しいかなと思ったのですが、その後天気は回復。透明度もよく、絶好の観測日和となりました。この夜全23個の観測のうち、半数が2等台というのも珍しいかも。

 流星を観測していると、たまに複数の流れ星が立て続けに流れることがあります。この夜は初めて、2個連続の流星(ひとつのビデオクリップに2個写った)を捉えました。

  >「M20090625_010901_FS1_S.mpg」

 いや、そんな変わったものという訳ではないんですけど。こんなのでも、出くわすとちょっと嬉しかったりするんです。

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2009年6月19日 (金)

『星通』vol.124/今年も梅雨に入りました

 UFOキャプチャで流星観測をしていると、本当に朝が早いです。日の出前45分程度で自動終了させていますが、それが3時半にならないうちに終了ですから。下手すると1時過ぎまで起きているので、それから2時間あまりで薄明です。ちょっと前までは5時過ぎてもキャプチャしていたのに(って、一体いつの話?)・・・。

 南西諸島を横断する皆既日食まで、あとひと月あまり。南東北では梅雨明けするかどうか、微妙な線ですね。子供たちは夏休みに入ってます。食分7割程度では物足りないのかも知れませんけど、何とか晴れ間を。せめて、薄曇り程度でもいいから。期待したいものです。   (・・・Ar!)

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 こんばんは、星空通信です。

 今年もとうとう梅雨の季節に入ってしまいました。

 このところ日中は時折晴れ間もあったりしているのですが・・・夜になると殆どが曇りか雨ですね。

 梅雨はまだしばらく続くのでしょうけれど、来月7月22日は久しぶりに好条件の日食があるだけに今年の梅雨明けがいつになるのか気になるところです。


 こんな梅雨が無かったならと思うこともありましたが・・・もしこの梅雨が無いままに夏になって行くとしたらいったいどうなるでしょうか??

 折角の機会ですので、環境問題も含めてその辺のこともちょっと考えてみるのもいいかもしれませんね。



 21日には夏至を迎えますので昼の長さも1年で一番長くなるのですが、緯度によって昼の長さもだいぶ異なるようです。

 例として、札幌と東京、そして沖縄とで夏至の日における昼の長さと太陽が南中したときの高度を調べてみると

 札幌 15時間24分  70.4度

 東京 14時間35分  77.8度

 沖縄 13時間48分  87.2度

 
 同じ夏至の日でも昼の長さ(太陽が出ている時間)はこんなにも違うのですね。

 もっと北の地方や他の地域などでの昼の時間などを調べてみるのも面白そうです。




 こんな梅雨の季節にお奨めなのはやはりプラネタリウムでしょうか?? 

 各地のプラネタリウムでそろそろ夏番組も始まってきているようです。

 また今年は日食に関する番組を上映しているところも多いようですね。

 日食まであと一ヶ月ですのでどんな風に見えるのか、安全に観察するにはどうすれば良いかなどわかりやすく紹介しているところがありますので夏の星空と共に予習しておくのが良さそうです。

 プラネタリウムも各地の館によって様々な内容の番組が上映されています。

 各地の施設のホームページ等を予めチェックして面白そうなところに出かけてみるというのもお奨めですね。

 もし素敵な番組などがありましたらぜひ私の方にもお知らせ下さい。

 それでは、また!

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★2009年は「世界天文年」です★
「めざせ1000万人!みんなで星を見よう」 http://star2009.jp/
 


ps.夏至の日の太陽の動きをステラナビゲータ7というソフトで作成してみました。

 福島、北回帰線上、北極点の3種類で作ってみましたのでそれぞれ比較してみてください。
                   


Fs
夏至_福島

Tc
夏至_北回帰線

Np
夏至_北極点

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2009年6月18日 (木)

マイナス2.4等

 帰宅すると、ある出版社から、「献本」の判が押された見慣れぬ冊子小包が。今の自分にはまるで縁もゆかりもない(まともに学生生活を送っていれば関係してたかも)出版社なので、いったい何事がおきたのかといぶかしみながら開封してみると、先日仙台でお会いしたW先生の新刊だった。
 「何で私なんかに?」とひたすら恐縮しながら、拝領いたします。

 でも先生、読むのはもう少し待ってください! 今は返却期限が迫ったハリー・ポッター最終巻を読破しなくてはいけないので!

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 さて表題。
 南東北はもう梅雨入りしたのかな?なかなか流観日和になりません。

 それでも、去る15日は特に夕映え美しく、「今夜は何個キャプチャできるかな?」とワクワクしながら観測しました。

M20090615_201608_fs1_s_  結局晴れていたのは宵のうちだけでしたが、久しぶりにマイナス等級が掛かりました。-2.4等の散在です。
 >「M20090615_201608_FS1_S.mpg」

 6月と言えば、ポン・ウィンネッケ。月末晴れるかな???

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2009年5月31日 (日)

『星通』vol.123/6月になると

 5月最後の『星空通信』になります。

 今日は郡山市で、福島県天文協会の総会があり、参加しましてきた。出席者の多くが、来月の皆既日食は中国で迎えると言うことで、話題が盛り上がりました。
 遠征の成功と、無事の帰還を願っています。・・・まだ気が早いか。

 6月11日には、姫君の月世界への帰還。果たして、見られるのでしょうか???  (・・・Ar!)

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 こんばんは、星空通信です。

 来週からはもう6月ですね。

 6月というと「梅雨!」という言葉をすぐに思い浮かべてしまうのは・・・やはり星を見るにもお天気次第ということからかもしれません。

 昨年の東北地方の梅雨入りは平年に比べてだいぶ遅くて6月19日頃だったようですが今年はどうでしょうか??

 今年は7月22日に今年1年の中では最大の天文現象となる『日食』が全国で見られるはずなのですが、はたして梅雨明けがどうなるかで見られるかどうかの分かれ目となりますので今からだいぶ気になるところです。


 まだ梅雨に入るには早いのですが、今週はあまりお天気がスッキリしない日が多かったのですが、週間天気予報では月曜からは晴れマークも出ているようです。

 夕方の空、晴れていれば今の時期だと月が夜空に輝いているはずです。

 5月31日には上弦の月、そして6月8日には満月を迎えます。

 そして満月過ぎの6月11日未明には日本の月探査機「かぐや」が月面に落下する予定となっているそうです。

http://www.kaguya.jaxa.jp/ja/communication/KAGUYA_Lunar_Impact_j.htm

 「かぐや」が撮影してくれた美しい月面の様子の画像はテレビでも何度も放送されたので多くの方がご覧になっていたと思いますが、運用期間を終えて最後に月に落下してしまうというのはわかっていても何だか寂しい気持ちがしてしまいます。

 そろそろニュースなどでも話題になってくるかと思いますのでご注目下さい。

 お天気が心配ですが、落下予定時刻の3時30分頃(多少変わるかも知れません)にはぜひ月を見ていたいなと思っています。

 もしかしたら落下の時の光が見えるかもしれませんので。

 それでは、また!

                    Si☆/紫光星(^-^)/~☆


ps.前回の星空通信にありました5月21日未明の細い月と金星の接近した様子は見られたでしょうか??

 こちらでは深夜からわりと良いお天気に恵まれて空が少しずつ色を変えながら明るくなっていく中で上下に並ぶ美しい姿を眺めることができました。

 次回は6月20日の明け方になりますがその頃だと梅雨の最中かもしれませんが何とか見れるといいですね。


 今の季節、深夜には春の星座達も西空へ傾いてしまいます。

 春を代表する星座のひとつしし座も夜空から駆け下りてくるような姿で見えてきます。

 見慣れた星座でも見る時期によってまたちょっと違った姿を楽しめますのでお天気が良ければ夜中の星空も楽しんでみて下さい。

 夜中には一足先に夏の星座も楽しめますので!!


 


Photo
5月21日未明の月と金星


29520 
夜空を駆け下りるしし座29520

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2009年5月26日 (火)

09年度指導:2敗目

 私立M小学5年生、約80名。今年度の指導2回目も、曇り。

 今見える星座、土星、日食の話少々で、約40分。そのあとドームにのぼって天文台見学で、1時間終了。
 土星くらい見てもらいたかったが、結局晴れない。幸運な1班だけ、アークトゥルスに気がついた。

 80名を15分程度で見学させるのは、相当あわただしい。雲が切れて星見えてくれ、と願う一方で、入浴時間などの制約からゆっくり見学させられないのが,何ともやるせない。

 星は、あわただしく見るものじゃない。もっとゆっくり時間をとってもらいたいものだ。

 

 

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