星通』vol.126/7月に入って
7月最初の『星空通信』です。
もう3週間足らずで子供たちは夏休みですね。今年の夏はすっきり晴れて、星空に恵まれますように。短冊に願掛けしましょう。 (Ar!)
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こんばんは、星空通信です。
すっかり梅雨らしい季節になってしまっていますが、今夜も夜中過ぎにちょっとした梅雨の晴れ間が見えてきたところです。
なかなか星の見れない季節ですのでこうした梅雨の晴れ間は貴重ですね。
まだ7月始めですが夜中過ぎになると今の時期でも天頂近くには夏の大三角が見えていました。
そして南東の空にはマイナス2.7等で明るく輝く木星がとても目立っています。
木星が見えている星座は現在はやぎ座とみずがめ座の間くらいですが、付近には明るい星が少ないのでよけいに目立っているようです。
木星のすぐ右下に見える星はやぎ座の尻尾にあたる星で、デネブ アルゲティという名前がついているようです。
まだしばらくは梅雨も続くようですが、梅雨の晴れ間は夜中に急に出ることもありますので、お天気予報などを参考にしながらなかなか見れない星空を楽しんで下さいね。
そういえば、世間的にはもうすぐ七夕ということらしいのですが・・・今年の7月7日は満月のようですね。
満月では一晩中明るい月が出ているのでもし晴れても天の川なんて見れないでしょうからやはり旧暦の伝統的な七夕で行いたいものです。
現在の暦は旧暦の頃と違って、月齢などには全く無関係なので七夕なのに満月なんて事になってしまうわけです。
旧暦の7月7日であれば、空が暗くなった頃に7日月(月齢5~6くらい)が南西の低い空に見えているはずです。
七夕のお話しにも色々ありますが、その中にはこの月を天の川の渡し船として見立てたというお話しもあったそうです。
そして月が沈めば、たくさんの星空と天の川、そして天頂付近にはその天の川を挟んで織姫星と彦星が輝いて見えるはずです。
今年の伝統的七夕は8月26日になるようです。
七夕が近くなるとあちこちの科学館や天文台などでも七夕飾りの竹にお願い事を書いた短冊を吊してあるのを見かけます。
もう既に飾ってあるところもあるようですがぜひとも伝統的七夕の日まで飾って置いて欲しいものですね。
ところで今月7日の満月ですが、これは今年1年間ではもっとも小さな満月になるそうです。
地球の周りを回っている月の軌道は少し楕円になっているので、月までの距離も遠い時で約40万6千km程度~近くなった時には約35万7千km程とだいぶ変化するようです。
そして、その半月後の22日には地球と月との距離が今年1年間ではもっとも接近になるそうです。(このおかげで今世紀では最長の皆既日食になるんですね)
この半月だけで、地球から見た月の見かけの大きさの差は13%程にもなるそうです。
梅雨の時期ですのでうまく見れるかどうかわかりませんが7日の満月と22日の日食の時の新月のシルエットを写真等で比較できたら面白そうです。
距離が変化するということでもうひとつあるのが地球と太陽までの距離ですね。
7月4日に地球は今年一年間で太陽から最も離れた遠日点を通過するそうです。
最接近は1月4日でしたが、その差は意外と大きくて約500万kmにもなるそうです。(地球の直径の390個分くらい)
これから北半球では暑い夏を迎えるわけですが、太陽までの距離は冬場よりも少しだけ遠くなっているおかげで多少は夏の暑さも抑えられているのかもしれません。
日食まであと20日を切ったところですので時々テレビなどでも話題となっているようです。
国立天文台のホームページにも日食を安全に観察するための方法などが記載されていますのでぜひこちらもご覧になって頂ければと思います。
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/index.html
部分日食の時に見える太陽の形の変化がどんな風になっていくのかというのは、身近なところにある丸いものを2個重ね合わせることで試してみることができます。
手軽なところではCD等でも代用できますし、色違いの色画用紙などをちょっと大きめに2枚丸く切って位置をずらしながらどんな風に形が変わっていくのかを親子で一緒に確かめてみるというのも面白そうです。
ぜひ日食の前に1度お試し下さい!!
Si☆/紫光星(^-^)/~☆
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