荒川選手、お疲れさまでした。今大会唯一の金メダル。しかも日本人初の快挙に、胸の空く思いでした。ぺつに国粋主義とか国歌信望者というわけじゃないけれど、ああいう舞台の、しかも表彰式で聞く君が代にはやはり特別なものがあります。昨今の“国歌・国旗の強制反対”みたいな風潮の中で、学校の式典などで君が代に触れることなく育った若者たちにはどんな風に聞こえるのかなぁ・・・。
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対外的には「君」が意味するところであるとか、国歌として登場した頃などの時代背景をもってして国歌としてふさわしいかどうかが議論されているのだろうけど(詳しくは知りません)、永久の繁栄を願った詩としてはわかりやすくて良いじゃないかと思うのだけれども・・・。何かイデオロギーみたいなものには鈍感なので、そういったことで否定されてしまう現状は何だかさびしいものがあります。
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・・・そんな堅い話はさておき。
こんなふうにフィギュアスケートが話題になると決まって思い出すのが、表題のコミック。単純にストーリーを紹介すると、「スピードスケートを怪我のために諦めた男子と、バレエの素質なし(それ以前)と断言された女子とがひょんなことからペアを組み・・・・彼らのクワドラプル・ルッツはやがて世界を席巻する?」という感じか。タイトルの『わはは』の部分が物語るとおり、断じてスポ根物ではない。あくまでもコメディなのだが侮ることなかれ。ラスト10ページは泣けます。(一見ほのぼのした空気でお気楽に進むストーリーが急転直下シリアス物に変化してホロリとさせるあたりが川原コミックの真骨頂か?)
同じ白泉社の『動物のお医者さん』(佐々木倫子)がドラマ化された(二階堂役の要潤とか、菱沼役の和久井映見など、脇役がいい味出してた)ときには「続けて白泉社モノを!」と期待したのだが、そうはイカの塩辛。フィギュアスケートがちょっと話題の今、『わはは』のドラマ化は・・・・って、もうちょっと盛り上がらないとダメか。
ドラマ化されたとしても、1クール引っ張るのは辛いかな?かといって2時間物でも辛かろう・・・。配役はまぁ今時のタレントを使うとして、「パワフル・コンポジション」をどう再現するかは見ものである。
川原もので2時間で行くとしたらむしろ、短編の『美貌の果実』シリーズなんて面白そうなんだけどなぁ。『美貌の果実』『愚者の楽園』(えらい哲学的でしょ?でもサブタイトルは「―8月はとぼけてる―」だ)なんかは見てみたいと思う。でも、『美貌』で語られる蘊蓄の数々(コミックとは思えない活字情報量)が時間的制約で削られちゃうのは川原らしさの欠如になりそうで心配。さらに牛馬が語り合う『大地の貴族』はその演出が気になってしまう。そんな演出家・脚本家によるさじ加減が見所になりそうだよな。
少女マンガで言うと吉田秋生の『吉祥天女』なんかも面白そうなんだけどな。それともすでになってたのかな??
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